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<CAFE VOICE>ヴォーン・アリソン from MIA MIA

10/31/2024

東京の東長崎、池袋から電車で2駅のベッドタウンにお店を構える、カフェMIA MIA(マイア マイア)。ヴォーン・アリソンさんと妻のアリソン・理恵さんが営むこのお店は、カフェの概念を超えたコミュニティハブとして、地域・人・カルチャーを繋いでいます。ヴォーンさんとLess Plasticを運営するJAUのソニーは、オーストラリア出身同士で元々は友人ということもあり、カフェという場を通じてオーストラリアのカルチャーを発信する方法についてコミュニケーションを重ねています。今回はヴォーンさんにオーストラリアのカフェカルチャー、KeepCupとの思い出、MIA MIAでの取組みについて語ってもらいました。

はじまりはコーヒーの街、メルボルン

ヴォーンさんの出身はオーストラリア・メルボルン。国全体で移民が多いオーストラリアですが、メルボルンはイタリアからの移民が多く、エスプレッソをベースとしたコーヒーカルチャーが広がりました。メルボルンではカフェは生活の一部。馴染みの店で美味しいコーヒーを飲みながら、バリスタや居合わせたお客さん同士で会話を楽しむ第2の家のような存在です。店名のMIA MIAは、オーストラリアの先住民アボリジニの言葉で「シェルター」を意味します。ヴォーンさんの故郷であるメルボルンのカフェのように、地域の方から外国人旅行者、お年寄りから若者まで、誰でも集える場所でありたいと、日々営業しています。


そんなヴォーンさんが、KeepCupと出会ったのは、メルボルンのカフェでのアルバイト時代。「レジの脇にいつも山積みになっていて、毎日たくさん売れていたのを覚えています。どのお客さんも少なくとも1つはKeepCupを持っていて、毎日お気に入りのコーヒーをテイクアウトしていました。時々、KeepCupを持ってくるのを忘れた人が、それを口実に新しい色のKeepCupを購入してました。皆、その日の気分や季節によって、スリーブや蓋の色をミックスして使っていて、KeepCupもカフェと同様に生活に溶け込んでいました」

もれなくヴォーンさんもKeepCupの大ファンとなり、自身の結婚パーティーでは、ギフトとして250個のKeepCupをゲストに配ったそうです。もちろんMIA MIAでもKeepCupを販売しています。


Cafe in Melbourne

良い場所を作るため、毎日少しずつでも行動すること

“MIA MIAを運営する上で大切にしていることは?”の問いに対して、ヴォーンさんは

「気を配っていることはたくさんあります。誰もが参加できるコミュニティであり、BIG LOVEで溢れたお店であることです。コーヒーにこだわることは勿論、それだけでなく、お客さんや通りすがりの人など、私たちが関わるすべての人たちが、毎日を幸せに生きていて、自分の人生でやりたいことを周りの人たちと一緒にやっていけるような場を作っていきたいです。コーヒーは朝の始まりであり、友情が生まれるコミュニケーションツールです。毎週水曜日は、朝6:55からお店の前でラジオ体操をしています。スタッフとお客さんが集まってラジオ体操をし、挨拶と軽い会話をした後はそれぞれの職場や家に戻って1日を始めます。小さなことだけど他のカフェではやっていないですし、MIA MIAが良い1日、人生をサポートする場所であり続けるためにとても意味がある取組だと思っています」


KeepCup is barista standard design

地球にもBIG LOVEの精神を

より良い場所を作るための日々の取組は、環境に対しても同じ、コーヒーの提供でも体現されています。

「KeepCupが好きな理由は、一人一人が小さなアクションを重ねることで、環境問題に大きなインパクトを与える、という理念です。私がメルボルンのカフェで見たように、KeepCupは毎日使いたくなるデザインで、人々がリユースを楽しめるようカフェシーンをリードしてきました。MIA MIAでは2020年4月のオープン当初からKeepCupをお店で扱っていて、マイカップを持参するとドリンクが30円引きになります。また、2023年の初めには、私たちのギャラリーI AMで「自分だけのカップを作ろう」というワークショップ企画も行いました。いまでは沢山の方がKeepCupを使ってくれています。

オーストラリアで手に入れたKeepCupを持ってきてくれるお客さまもたくさんいます。 自分のKeepCupを持っているということは、スペシャルティコーヒーやスタイルを持ったカフェが好きで、面白い都市を旅して来た方が多く、カルチャーや都市に愛を持って接している方が多い。KeepCupがきっかけで話が弾むこともよくあります。」


KeepCup workshop at I AM

MIA MIAが目指すコーヒーコミュニティ

ユニークなお店のスタイルがメディアでも多く紹介され、近所の方から外国人観光客まで毎日客足が途絶えないMIA MIA。お店を訪れる人を楽しませたい!というヴォーンさんのホスピタリティから、店内でミュージシャンのライブを開催したり、常連さんが朝食メニューを開発したりなどの企画も多々行われています。MIA MIAに行けば新しいモノやコトに出会えるので、常連さんが多く、何度も足を運びたくなるのも納得です。

日々新たなプロジェクトに奔走するヴォーンさんに今後の展望を伺いました。

「オーストラリアでは、コーヒーやカフェ文化は国のアイデンティティの一部であり、市場規模も日本に比べてはるかに大きいです。しかし日本もポテンシャルに溢れている国です。今の日本ではメルボルンのようなカフェはまだまだ多くないかもしれませんが、良質なコーヒーとそこに集う人たちのコミュニティーが育てば、コーヒーライフはもっと楽しく、飛躍的に豊かになると信じています。MIA MIAは次の4月で5周年ですが、まだまだこれから。東長崎を地図に残すべく、さらに進化していきたいと思っています。今も様々なプロジェクトが進行していて、皆さんにお披露目できるのはあと少し先かな。まずは毎週水曜日の朝のラジオ体操に来てもらって、美味しいコーヒーと会話で良い1日を一緒にスタートしましょう。」


ヴォーンさんのお気に入りKeepCup

Helix Bottle Thermals

「用途にあわせて2wayで使えるデザインが画期的で気に入ってます。カフェでコーヒーを飲む時は分解して下のカップ部分だけを持ってコーヒーを淹れてもらい、外出するときはボトルにして水を持っていくこともできます。お手入れも簡単だし、中身が漏れないので使いやすいです。」


Helix Bottle Thermals
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