「maskarade〜マスク舞踏会〜」by 大阪文化服装学院

大阪文化服装学院とコラボ！
卒業する学生たちが、KeepCupを使ってサステイナブルなライフスタイルを提言する作品を発表しました。
以下は、卒業製作展を経た学生が当日の展示やその意義について振り返った文章です。

卒業作品発表会について

私たち、大阪文化服装学院ファッション・ビジネス学科2年生は2021年2月5日・6日に京橋ツイン21アトリウムにて、卒業作品発表会を開催致しました。学生が企画から仕入れ、販売までを行い、一から店舗を作り上げました。そして、卒展のテーマとして「maskarade〜マスク舞踏会〜」を掲げ、マスクをしていても楽しんでいただけるようなお店やイベントを考えました。代々先輩方が引き継いできた「サスティナブル」を意識した取り組みを本年度も行い、若者の世代にも知ってもらえるように宣伝をしたり、実際にアップサイクルの商品を販売しました。

キープカップを販売した理由について

近年、タンブラーや紙製品のカップを取り扱うお店が増え、テレビのニュースや野外イベントでも環境問題についての活動が多くなったことで、SDGsについて意識する機会が増えてきました。そこで、より身近にアップサイクル商品を知って使ってもらうため、学校生活や日常でも普段使いしやすいタンブラーに着目しました。

自分なりの個性やこだわりを持った服飾学生やお客様からは、自由に色のカスタマイズやサイズ感を選べることができ、他にはないデザイン性といった商品の魅力だけではなく、環境問題の取り組みについても知ってもらうためのアイテムとして好評でした。

キープカップについて

私たち若者の間でマイボトルはあまりまだ浸透していません。そのような中でキープカップを手に取り1番に感じたのは若者にとっても魅力的なデザイン性の高さです。クリアなガラスやプラスチックのカップとカラフルな蓋やゴムバンドが合わさってすごく可愛い見た目です。カラフルなものや、シックなもの必ず自分自身にぴったりのキープカップを見つけることができる種類の豊富さも魅力です。

またマイボトルとして、日常的に洗いやすく飲みやすい飲み口に設計されているのも良いところだと思います。スターバックスコーヒーでキープカップを持参すると20円値引きされ、お得な上にお気に入りのカップなので気分が上がり一石二鳥でした。これからはもっと他のお店でも活用し、ゴミを減らす活動を続けようと思いました。

お客様からの声の中には、蓋の取り外しが硬くその際にこぼれてしまいそうという意見もありましたが、その分密閉度が高く持ち運びの際にこぼれにくいという風に感じました。スクリューキャップタイプがあっても良いのかなと思います。

SDGsについて

今世界でサスティナブルな取り組みがされていますが、日本ではまだまだ行われてないと思います。そのためには世代に向けたアプローチをし、認知を伸ばすべきだと考えます。まず、若者にはSNSを使った発信を行うことがいいと考えます。例えば今若者がよく見ているものといえばInstagramやYouTubeが主流となっており、特にインフルエンサーは私たち若者に大きな影響を与えます。インフルエンサーを用いた商品の宣伝や、サスティナブルなイベントをする際のゲストとして起用することが良いのではないかと考えます。最近はエコに見えない可愛くてお洒落なエコな商品も増えてきていてキープカップも私たち若者世代に受けが凄く良かったです！

また中高年やお年寄り世代に向けてはテレビや新聞などで企画をしたりするなど若者世代とはまた違った視点で考えていくことが大切だと思います。