<INTERVIEW> ELEMINIST producer Fukamato Minami
WE ARE LIVING IN THE SAME PLANET.
THINK GLOBALLY, ACT LOCALLY.
私たちは同じ「地球」に生きている。
世界を見つめ、自分にできることから始めよう。
地球に住み続けたい。
誰もが持っている思いなのではないでしょうか。だけど、エシカルな選択をするのになかなか一歩が踏み出せない・・・。
そんな人におすすめしたいのがELEMINISTの提供するサービスです。
今回はそんなELEMINISTのプロデューサーである深本さんにインタビューをさせていただきました。
ELEMINISTは日本をはじめ世界の情報を発信しているサービスで、多様なジャンルのニュースは自分の興味のある分野からサステナブルでエシカルな選択を取り組みやすいものにしてくれます。また、オンラインショップでは環境に配慮したこだわりのセレクトを販売しています。サステナビリティへのパラダイムシフトは始まったばかりです。
いろいろなジャンルのエシカルなニュースを分かりやすく配信されていますが、ELEMINISTさんが立ち上がったきっかけはなんだったのでしょうか。
ELEMINIST(エレミニスト)は2020年5月にサービスをローンチしました。サービス名の由来でもある『Enjoy Lifestyle, Ethical and Minimal』.をコンセプトに、サステナブルな暮らしをガイドするプラットフォームとして、現在はメディアとオンラインショップを運営しています。
国連総会で採択されたSDGsの達成まで残された時間は、あと8年しかありません。ELEMINISTは、気候変動の影響や世界が取り組むサステナブルな活動をはじめ、日々の生活から最先端のビジネスまで、エシカルでミニマルな生き方をわかりやすく解説しガイドすることをミッションに掲げています。誰もが今すぐ実践できて、友人・家族・仲間にシェアできるプラットフォームを目指しています。
ELEMINISTさんは幅広いトピックのニュースを配信されているので、たくさんの方の目に留まっていると思うのですが、サステナブルな選択するという意識自体とあまり縁のない人々にも「持続可能な社会」のために行動していこうと考えてもらえるようにするにはどうしていくべきだとお考えですか。
産業革命から現在まで200年以上の時間をかけて、私たちの生活は豊かで便利になりました。一方、グローバリゼーションによる経済発展や利潤だけを追求する企業経営によって環境破壊が進み、生物多様性の損失や貧富の差などあらゆる社会問題を引き起こされました。持続可能な社会にパラダイムシフトしていくには、最低でも50年以上はかかると見ています。各国の法整備はもちろんのこと、自治体、民間企業、そして私たち一人ひとりが変わらなければならない。サステナビリティへのパラダイムシフトは始まったばかりです。
SDGsが掲げる「誰ひとり取り残さない社会」の真意は、サポートし合うことなのではないでしょうか。
そして最重要課題ともいえる気候危機を緩和させるには、もう時間がありません。意識がない人を振り向かせる労力よりも、意識ある人たちによるコレクティブインパクトで持続可能な社会を作るほうが優先順位が高いです。意識ない人を非難する必要はありません。SDGsが掲げる「誰ひとり取り残さない社会」の真意は、サポートし合うことなのではないでしょうか。世界中がエシカルになったとき、きっと意識ない人の笑顔が増えていることでしょう。「それでいいじゃないか」。それくらい気負わずに挑んでいます。
ELEMINISTさんのニュースや理念を見ていると、ミニマルに生きることはある意味でマキシマムに生きることなのかもしれないと思いました。最後に読者にメッセージがあれば、お願いいたします。
きっとこの記事を読んでいる方は社会課題に問題意識を持っていて、何かしら行動したいと思っているのではないかなと思います。ELEMINISTでは一緒にアクションを起こしてくれる仲間をいつでも募集しています。エシカルは競合ではなく“協業”だと思っています。「いいな」と思う記事があればぜひシェアしてもらいたいし、通販サイトに愛用品があればレビューも書いてもらいたいです。エシカルな一歩を踏み出したいと思う人たちの後押しとなるサポートをすることで、持続可能な社会への発展速度を上げることができます。
ELEMINISTのサービスはこちらからご覧いただけます。
インスタ: @eleminist
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聞き手:大谷 ナオミ
編集:大谷 ナオミ